韓国代表は現地２月６日、アジアカップの準決勝でヨルダン代表と対戦。０―２で敗戦を喫し、決勝進出とはならなかった。
韓国は前半から創出したチャンスをモノでできず。すると０－０で迎えた53分に、短くなったバックパスを奪われ、ショートカウンターから失点。さらに66分にも２点目を決められ、準決勝で姿を消した。
韓国全国紙『中央日報』は、「韓国代表は帰国の途に就く。64年間の傷は少なくともあと３年は続くことになりそうだ」と64年ぶりの優勝を目ざすなかで、道半ばで敗れた母国代表の戦いぶりを次のように総括した。
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「韓国は、あってはならない時に劣勢に立たされ、素早い突破と弱体化したディフェンスを利用して無数のチャンスを生み出したヨルダンに敗れた。テグクウォリアーズは、２週間前に苦戦したのとまったく同じ、総力守備に直面したが、まだ答えを持っていなかった」
韓国はここまで、苦戦を強いられながらも勝ち上がってきた。グループEを２位で通過し、ラウンド16ではサウジアラビア相手にPK戦の末に勝利。準々決勝では、オーストラリアと延長戦まで戦い、２－１で競り勝った。
同紙は「韓国にとって２－０の敗戦は痛恨の極みだが、驚きではない。今大会、最後の失点に次ぐ失点で足を引っ張ってきた」と今大会の勝ち上がり方を振り返りつつ、「本格的な結果を出すためには、アプローチにおいて何かを変えなければならなかったが、それは起こらなかった」とヨルダン戦でも改善が見られなかったと報じた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
