世界的な供給網への圧力、1月はやや上昇も低水準維持=NY連銀

Michael S. Derby

[6日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀は6日、1月のグローバル・サプライチェーン・プレッシャー・インデックス(GSCPI)がマイナス0.11と、昨年12月のマイナス0.15から上昇したと発表した。ただ、サプライチェーンに対する圧力が通常よりも低いことを示唆するマイナス圏を維持し、中東での輸送を巡る混乱の影響がまだ広がっていないことが示された。

GSCPIは2021年12月に過去最高の4.33を付けた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により、世界中のサプライチェーンが大きな打撃を受けていた。

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