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香港金融管理局(HKMA)は1月31日、2023年12月の通貨統計を発表した。同日の政府新聞公報によると、12月の認可機関の総預金残高は前月比1.0%増で、うち香港ドル預金は0.3%増、外貨預金は1.5%増。1~12月の総預金残高は5.1%増、香港ドル預金は同2.1%増となっている。香港の人民元預金は12月に4.1%減、12月末現在で9392億元となり、主に企業の資金流動を反映している。越境貿易決済の人民元取引総額は12月に1兆2702億元に上り、11月の1兆1697億元より増加した。預金残高の変動は金利動向、市場での資金調達活動など多くの要素の影響を受ける。このため長期の趨勢を観察する必要があり、月単位の変動を過度に読み解く必要はない。