左後輪が脱落したダンプカー(提供 北海道警)
北海道北見市で走行中の大型ダンプからタイヤ2本が外れ、前を走る乗用車に衝突しました。2月6日午後1時50分ごろ、北見市大通東6丁目の国道39号線で石北峠方向に走っていた大型ダンプから左後輪タイヤ2本が外れました。
タイヤが衝突した乗用車 リア部分がへこんでいる(提供 北海道警)
2本は車道を転がり、1本は対向車線側の道路沿いにある雪山に衝突し止まったものの、一方は同じ車線の前を走る乗用車の後部に衝突しました。乗用車はハッチバック部分が損傷したほか、ウインカー部分が割れるなどしましたが、運転手にケガはありませんでした。
脱落した大型タイヤ(提供 北海道警)
現場は信号機のある交差点で、当時大型ダンプが赤信号にあわせて減速したところ突然タイヤが外れたということです。警察によりますと衝突された乗用車の運転手は「バックミラーでタイヤが向かってくるのが見えてハンドルを左に切ったが間に合わなかった」などと話しています。
またもや 左側のタイヤが脱落 原因は?(提供 北海道警)
警察はタイヤを繋ぎ留める「ナット」の緩みなどが原因とみていて、ドライバーへ車のこまめな点検や「増し締め」など対策するよう呼びかけています。