「ワーストのなかのワースト」闘莉王がイラン戦の板倉滉に最低評価!後半ATのPK献上に「全部ダメ」【アジア杯】

元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が2月6日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。森保ジャパンのDF板倉滉について語った。

【動画】闘莉王がイラン戦の森保ジャパンを採点!
闘莉王氏は、動画内で恒例の採点企画を実施。今回は、アジアカップ準々決勝でイランに1-2で敗れた日本代表の指揮官と各選手を、基準点を「5」にして評価。そのなかで、CBでフル出場した板倉を「ワーストのなかのワースト」で「3点」と厳しく評価する。

「11人がいるなかで1人だけドカンと穴が開いているような選手だった。最初から最後までやらかした感じがした。全部良くなかった。全然ダメだった。残念」

24分のイエローカードや、オフサイドの判定となったが63分にサルダル・アズムンに競り負けネットを揺らされた場面を挙げ、「試合に入れていなかった」と評する。

1-0で迎えた55分に同点弾を決められた場面では、アズムンの縦パスに、板倉の背後から抜け出したモハマド・モヘビに決められた。

闘莉王氏は「あそこの間を取られるのは、ディフェンダーとしては一番ダメ」と批判。板倉のポジションに関して「もう少し絞るか、後ろに下がるか。どっちかにすべきだった」と指摘する。

さらに90+6分、板倉は決勝点に繋がったPKを献上するファウルも。闘莉王氏は「全部ダメ。処理もダメ。ポジショニングも悪いし、お見合いしているし、コミュニケーションも取っていない」とバッサリ。

まさかの敗戦。ただ、それもチーム全体の責任だという。

「全体的な日本のミス。80分くらいから『もう延長戦でいいや』ってみんな思いだした。だから、板倉と冨安、(GKの鈴木)彩艶でペナのなかで何回も(ボールを)回したシーンがあった。ネガティブな、弱気な気持ちが、負けに繋がった。

(積極的な攻撃が)全く見られなかったし、森保(一)監督の選手を代えてのメッセージも無かった。『もう1点取ろうよ』というのが、選手同士もコーチングスタッフにも全くなかった。これが負けの原因」

そして、板倉に対しては「この試合だけが全然ダメだった。良い勉強になるといい」と今後の成長に期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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