復帰3戦目の大坂なおみ、元世界7位にストレートで敗れ初戦敗退 [ムバダラ・アブダビ・オープン]

大坂なおみ、全豪オープンに続いて2大会連続初戦敗退

女子ツアー「ムバダラ・アブダビ・オープン」(アラブ首長国連邦・アブダビ/WTA500)シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場となった大坂なおみ(フリー/世界ランク757位)は元世界ランク7位で予選から勝ち上がったダニエル・コリンズ(アメリカ/同71位)に5-7、0-6のストレートで敗れて初戦敗退となった。

昨年7月に第1子となる娘を出産した26歳の大坂は、今季開幕戦となった「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/WTA500)で約1年3ヵ月ぶりにツアー復帰。初戦で白星を飾ったものの2回戦敗退。今年最初のグランドスラムとなった「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)では、元世界ランク4位のキャロライン・ガルシア(フランス/同21位)にストレートで敗れた。

そして、復帰3戦目となった今大会初戦の相手は、2022年全豪オープンで準優勝している元世界ランク7位のコリンズ。今季限りの引退を表明しており、直接対決では大坂の3勝1敗。直近の対戦となった2022年全米オープン1回戦で6-7(5)、3-6で敗れている。

試合は、第1セット終盤まで互いにサービスキープが続いたものの、第11ゲームで大坂のバックハンド側を狙われ、ブレークを許して5-7でセットを失う。第2セットでも大坂のミスが止まらない。リードを許してからペースを落としたが、ショットの精度は上がらず。リターンゲームでは度々チャンスを作ったもののあと1本が遠く、コリンズに6ゲームを連取されて2大会連続で初戦敗退。また、全豪オープンでのガルシア戦に続いて、大坂はリターンゲームでブレークできなかった。

勝利したコリンズは2回戦で第1シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン/同5位)と対戦する。

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