国内プロ選手と自転車交流 ツール・ド・おきなわ協会 10日名護でイベント

 【名護】若いサイクリストに沖縄県内で合宿する自転車の国内トッププロ選手らの経験や知識を学んでもらおうと、ツール・ド・おきなわ協会は10日午前9時から名護市宇茂佐の森の北部会館で交流イベントを開く。同協会では参加する中高校生・大学生を募集している。

 プロ側からは県出身の新城雄大選手(キナンレーシングチーム)やリオデジャネイロ五輪日本代表だった内間康平元選手など計12人が参加。トレーニング方法のレクチャーやサイン入りグッズ提供の他、選手と一緒にロードを走る交流走行会もある。

 シマノレーシングチームの風間翔眞選手は「子どもたちに自転車の楽しさを発信したい」、同チームの野寺秀徳監督は「沖縄は実力がある選手を生む素地がある。交流会を通じてさらに裾野を広げたい」と話した。問い合わせは同協会、電話0980(54)3174。(北部報道部・前田高敬)

交流会への参加を呼びかける(右から)シマノレーシングチームの野寺秀徳監督と風間翔眞選手、ツール・ド・おきなわ協会の當山智士会長=6日、名護市・沖縄タイムス北部支社

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