岩村醸造 新酒味わう「蔵開き」開催 2、3月の6日間 週替わりレア酒も

「第45回蔵開き」のチラシ

 日本酒「女城主」醸造元の岩村醸造(本社恵那市岩村町、渡会充晃(みつてる)社長)は2、3月、新酒を提供するイベント「第45回蔵開き」を開催する。コロナ禍後に再開した昨年に続き2年連続で、開催日を前年の4日間から6日間に拡大した。

 開催日は2月10、11、24、25日と3月2、3日。午前10時から午後3時まで、同社本店の店頭前道路を車両通行止めにして「しぼりたて新酒」の試飲会などを実施する。

 しぼりたて新酒は無ろ過の生原酒で冬季限定販売。やや辛口の濃厚な味わいと香りを際立たせた「女城主・おりがらみ純米原酒」、甘口で2次発酵のきめ細かい炭酸ガスによる清涼感を感じる「女城主・純米生にごり酒」、コクのある甘さの後のキレの良さで魅了する「ゑなのほまれ・しぼりたて原酒」の3種類を提供する。

 蔵開きでは、最初に参加費千円で10ポイント分のスタンプカードを購入する。まず「女城主お猪口(ちょこ)」を1ポイントで入手して、好みの新酒を試飲する。本醸造、純米酒、純米吟醸、大吟醸など日本酒のグレードにより必要なポイント数が異なる。前回に女城主お猪口を入手した場合は、持参して使用できる。

 開催日には、1日100本限定で蔵開きだけで提供する「門外不出のレア酒(720ミリリットル入り)」も週替わりで登場する予定。杜氏(とうじ)が案内する酒蔵見学も企画されている。問い合わせは、同社(電話0573.43.2029)まで。(東濃)

© 株式会社中部経済新聞社