データ解析の米パランティア株30%急騰、AI需要で第4四半期増収

Medha Singh

[6日 ロイター] - 6日の米国株式市場で、データ解析企業の米パランティア・テクノロジーズの株価が30.8%高で引けた。前日発表した第4・四半期決算が人工知能(AI)関連サービスの需要拡大で増収となったことを好感した。

第4・四半期の売上高は6億0800万ドルでLSEGがまとめた市場予想を上回った。企業向け部門の売上高が前年比32%増の2億8400万ドルとなり、全体を押し上げた。

政府機関を顧客とする同社最大部門が契約時期を巡る不透明感で減速懸念があるものの、AIプラットフォームに対する需要が急拡大した。

アレックス・カープ最高経営責任者(CEO)は昨年4月にローンチしたAIプログラムについて同社の未来だと強調し、米企業から堅調な需要が見込めると説明した。

ジェフリーズはパランティア株を「アンダーパフォーム」から「ホールド」に引き上げ、わずか1カ月で判断を変更。AIプラットフォームが予想以上に好調だと指摘した。

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