18歳以下に2万円給付 茨城・小美玉市が物価高対策

小美玉市役所=同市堅倉

茨城県小美玉市は物価高騰による家計の負担を軽減する目的で18歳以下の市民1人当たり2万円を給付する。対象は国の給付金受給対象(住民税均等割非課税、非課税相当)に該当しない約3800世帯で、新生児や転入者を含めて6250人を見込んでいる。

事業名は「子育て世帯臨時応援給付金事業」。予算1億2826万円は1月24日の臨時議会で可決され、国庫補助金などを財源に充てる。

昨年12月分の児童手当・特例給付の受給者は申請不要。昨年12月1日以降の新生児、転入者、公務員で対象児童の養育者、高校生のみの養育者は、3月1~29日の期間に申請が必要となる。給付は申請不要の対象者が3月末、申請による対象者は受け付け後に随時支給となる予定。

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