批判強まるポチェッティーノ監督はひとまず留任も…オーナーはシーズン終了までに大幅な改善要求か

マウリシオ・ポチェッティーノ監督はひとまず留任も厳しい戦いは続く[写真:Getty Images]

プレッシャーにさらされるチェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督だが、ひとまず留任となるようだ。

ポチェッティーノ監督は今シーズンからチェルシーの指揮官に就任。昨シーズン、プレミアリーグ12位と低迷したチームの立て直しが託されたが、今シーズンは負傷者の続出や新戦力のフィットの遅れなどもあり、リーグ23試合を消化して11位と低迷している。

先週末のプレミアリーグ第23節では、ホームにもかかわらずウォルバーハンプトン相手に2-4で敗北。ファンからは大きなブーイングを浴びせられることになった。

一部メディアからは解任の可能性も取り沙汰されていたポチェッティーノ監督だが、イギリス『テレグラフ』によると上層部に目立った動きはないとのこと。少なくとも今シーズンいっぱいは留任となる見通しだ。

ただし、オーナーのトッド・ベーリー氏は大幅な改善を要求。ここから復調を果たせず欧州カップ戦出場権を逃した場合、シーズン終了後もポチェッティーノ監督が立場を守り通せる可能性は極めて低い模様だ。

また、その場合は共同スポーツディレクター(SD)であるポール・ウィンスタンレー氏とローレンス・スチュワート氏についても、ここ最近の補強の成果が芳しくないこともあり去就が不透明になるという。

ベーリー氏が新たにオーナーとなってからも、指揮官交代が相次いでいるチェルシー。ポチェッティーノ監督が2シーズン目も指揮を執るためには、一刻も早い復調が求められている。

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