私の落語に意見〝寄せ〟て 岩手大「落研」が盛岡劇場で勉強会

学生落語の日本一を目指す大会を前に勉強会を開く上山隆平会長

 岩手大落語研究会(上山隆平会長)は10日、盛岡市松尾町の盛岡劇場で落語勉強会を初めて開く。全日本学生落語選手権「策伝大賞」(16、17日、岐阜市)を控えた「落研」の学生の練習や意見交換の場とするとともに、市民らが落語に触れる貴重な機会とする。

 東京大と弘前大の落研メンバーが協力。上山会長(22)ら3人が策伝大賞で演じる予定の演目などを披露する。岩手大落研メンバーによる漫才も行われる。

 理工学部2年の上山会長は小学生の時に落語に興味を持ち、実際に始めたのは大学入学後。CDを何度も聞いて話術を磨いてきた。全国の大学生が対象の「尼崎落研選手権」(兵庫県)では2022、23年に準優勝。学生落語の頂点を決める策伝大賞も2年連続の出場となる。

 午後0時半開演。入場無料で申し込みは不要。問い合わせは上山会長(ochiken_iwatedai@yahoo.co.jp)へ。 

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