人気です!見て・食べて・健康になる『野菜ブーケ』福島の魅力伝える新たな贈りもの

福島県産の農産物の魅力を伝えようと「野菜のブーケ」を作っている女性が福島市にいます。魅力満載のユニークなブーケに注目です。

黄色のパプリカや大根など、色とりどりの野菜が使われたブーケ。すべて福島県内で収穫された野菜が使われています。「飾って・見て・食べて・健康になる」プレゼントとしていま人気を集めています。

福島市の木村美紀子さん。県産の野菜にこだわったブーケを生み出しています。

木村さん「私自身が野菜が好きだということと、プレゼントをすることがとても好きで、物を作ることも好きだったので、何かないかなっていうのを探していたところテレビでやっている方がいて、凄く興味を持って、私自身できるかなというので習いにいったというのがきっかけです」

震災前まで県職員として県内の観光に関わる人材育成に携わっていた木村さん。2011年に専門学校で特別講師になり、去年3月、野菜を使ったアレンジメントなどを作る「ベジタブルプロダクトプランナー」という資格を東北で唯一取得しました。

木村さん「野菜と果物がとってもかわいくて、そこにもう憑りつかれてしまって、色々な野菜を探しにいったりとか、どうやったらかわいくおいしく魅せることが出来るかというのを毎日練習しながら研究しています」

野菜ブーケ作りに挑戦!

木村さんは注文販売だけでなく、自宅や県内で行われるイベントなどで野菜ブーケづくりのワークショップも開いています。実際に体験してみました。

阿部真奈記者「実際に教えてください」 木村さん「よろしくお願いします。今日使う野菜の説明からさせていただきます」

木村さんが心がけているのは、県産の旬の野菜の魅力を多くの人に伝えること。ブーケを作る前に、野菜の特徴などを丁寧に教えてくれます。

木村さん「サツマイモをお持ちください。サツマイモは色々な形があって曲がっているので、この曲がったところが手にフィットするようになるべく外側に向いていったほうがかわいいです」

サツマイモや人参など順番に重ねていきますが、ずっしりとした野菜の重さを感じます。

阿部記者「完成です!10分15分ぐらいであっという間にできました」

カブや菜の花など、旬の県産野菜を使ったブーケが完成しました。

木村さん「農家さんとお話しすることが多いので、手塩にかけて愛情をもって育てていらっしゃる野菜を皆さんにお伝えして、どうやって食べたらおいしく召し上がっていただけるかとかもお伝えしながら(今後)進めていきたい」

見て楽しい、食べておいしい野菜ブーケ。福島の魅力を伝える新しいアイテムになりそうです。

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