【カープ】小園海斗 目指すはショートで全試合出場 プロ6年目にかける思いに迫る!

昨シーズン、2軍落ちを経験したカープの小園海斗選手に、2024年にかける思いを聞きました。

■カープ 小園海斗選手

「レギュラーを絶対に取らないといけないですし、ショートのレギュラーを絶対取りたいと思っているので、絶対誰にも負けたくないですし、まだまだですけど、しっかり食らいついてやっていくだけかなと思います。」

6年目の小園海斗は昨シーズン、2軍落ちを経験しながらも、1軍復帰後は勝負強さを見せ、勝利に貢献。侍ジャパンに初選出されるなど、飛躍のシーズンとなりました。このキャンプは、レギュラー定着へ、強い思いで臨んでいます。

Q.このキャンプでは、どんなことに取り組んでやっていきたいと考えていますか?

■カープ 小園海斗選手

「今までだったら不安がありながら、キャンプに来ていたことが多かったんですけど、今年に関してはこれでやるというものがあるので、特にバッティングはそうですし、よくないのはいつも春先のバッティングなので、そこをどうするかがカギかなと思っているので、そこでしっかりできればいけるかなというのはあるので」

課題に挙げたのはシーズン序盤のバッティング。2023年は16打席連続ノーヒットと結果が出ず、苦しみました。

■カープ 小園海斗選手

「良い悪いっていうのが自分の中でなかなかわからないことがあったので、不安がありながらキャンプを過ごして、オープン戦を過ごして、どうだろうなって思いながら、シーズンに入っていったのが正直なところあったんで」

これまでは、自分の形が定まらない中、開幕を迎えていたと分析した小園。2024年は、下半身を先行させてバットを振り切る打ち方がすでに固まっていると、手ごたえを掴んでいました。さらに精神面でも、大切にしていることが。

■カープ 小園海斗選手

「余裕って言ったらおかしいですけど、良い意味で食らいつくことも大事ですけど、冷静に準備っていうのを大事に、しっかりと周りを見てやることかなと思ってます。」

Q.藤井ヘッドコーチと話し込む姿がありましたが。

■カープ 小園海斗選手

「メンタル的にもそうですし、頭と体がつながっていないとできないですし、うまくいかないですし。冷静に良い余裕を持って、打席に入るのが大事なんじゃないって言われたので、本当その通りだなと思いましたし、それでうまくいってたので、本当に見ていただいてるなって思いながら話しました。」

そして、小園にはもう一つこだわりたいことが。それは、ショートとしてのレギュラー定着です。

■カープ 小園海斗選手

「やっぱりずっと守ってきましたし、そこ(ショート)で(レギュラーを)取りたいと思ってプロに入ってきたので、本当にチャンスだと思うので、しっかりと逃さないように掴みきれるようにやっていきたいと思います。」

昨シーズンは、新井監督から周りが見えていないと指摘を受け、2軍へ降格。そこで学んだ野球への姿勢が、成長につながったといいます。

■カープ 小園海斗選手

「やっぱり結果が出てなかったんで、周りも見れてなかったですし、自分だけってなってたんで、そこが一番よくなかったと思うので。バッティングとか結果もそうですけど、ショートとしての在り方もよくなかったと思うので、そこが一番学ばせてもらったというか、まだまだ成長しないといけないと思えたシーズンだったのでよかったです」

2軍で成長し、1軍で活躍する今、手本となるのは「ある先輩」の姿です。

■カープ 小園海斗選手

「菊さん(菊池涼介選手)見ていれば、打った打たない関係なく、守備は守備、バッティング・走塁もそうですし、表情見ればわかるかなと思いますし、やっぱり経験は僕のほうが浅いですけど、(菊池選手は)周り見れてますし、堂々とされているといったらおかしいですけど、気持ちの面で波がないんで、ずっと活躍されてるんだなっていうのもわかりますし、それはあるかなと思います」

ハイレベルなポジション争いを勝ち抜き、レギュラー定着へ。目指すは、ショートで全試合出場です。

■カープ 小園海斗選手

「しっかり全部(試合に)出て、結果がついてくるので、絶対に負けない気持ちを持って、強い気持ちを持って、今シーズンに臨みたいので、最後は笑って終われるように頑張りたい。」

【進め!スポーツ元気丸 2024年2月4日放送】

© 広島テレビ放送株式会社