九州新幹線(鹿児島中央-新八代)3月9日、3900円で1日乗り放題 部分開業20周年サンキュー、サンキュー! ”切符”の焼酎グラスで乾杯を JR九州

2004年3月13日、関係者らがテープカットする中、新八代へ出発する新幹線つばめの一番列車=午前6時、鹿児島市中央町のJR鹿児島中央駅

 JR九州は9日、九州新幹線「つばめ」の部分開業20周年を記念し、2004年に開業した鹿児島中央-新八代間が3月9日限定で乗り放題となる「つばめはたちきっぷ」を発売する。同日は沿線5駅でお勧め焼酎やソフトドリンクを楽しめるイベントを開く。記念品の焼酎グラスとタオルマフラーが切符代わりになり改札を通れる。

 大人3900円、子ども1900円で、計7000枚限定。各駅のイベントで使えるドリンク券が5枚付く。ネットで予約し、記念品は当日各駅で引き換える。同社は「各駅の改札で駅員がグラスを掲げて待っている。つばめの20歳を祝って乾杯して」とPRする。

 九州新幹線つばめは04年3月13日、鹿児島中央-新八代(127キロ)で開業した。新八代でリレーつばめと乗り継ぎ、鹿児島中央-博多は最短2時間10分と従来より1時間半短縮された。

〈関連〉切符代わりとなる「つばめはたち」焼酎グラスのイメージ。黒文字が大人、赤文字が子ども用(JR九州提供)
切符代わりとなる「つばめはたちマフラータオル」のイメージ(JR九州提供)

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