今年こそ始める【ついで掃除】

面倒くさがりの整理収納アドバイザー/クリンネスト、サンキュ!STYLEライターのきいろです。年末に大掃除をがんばったというかた、たくさんいるのではないでしょうか?短期間でたくさんの場所を念入りにお掃除するのはたいへんですよね。私も昔は汚れを溜めてはお掃除がたいへんになり、終わらない汚れ落としにモヤモヤしていました。

日々の汚れを積み重ねてしまうとその分お掃除がたいへんになってしまうんですよね。「結局汚れは溜めないことがいちばん面倒くさい思いをしなくてすむんだ!」と気づき、それから【ついで掃除】をするようになりました。お掃除で困っているかた、今年は【ついで掃除】を習慣にしてみませんか?お掃除の資格のクリンネストを持つ私がおすすめしたい【ついで掃除】を場所別にご紹介します。

1.洗面所

洗顔、歯磨き、手洗いなど1日に何回も使う場所ですよね。ここでおすすめしたいことは洗面所を使ったついでに軽く拭くことです。鏡や洗面台周りに飛び散ったりしたらこまめに拭く習慣をつけるといいですよ。鏡は毎日見るところ。汚れている鏡を毎日見るよりもきれいな鏡を見たほうが気分よく過ごせます。

ほかには洗髪後にドライヤーで髪の毛を乾かすときは髪の毛がたくさん落ちるので、髪の毛を乾かし終わったら落ちている髪の毛を掃除するようにしています。

2.トイレ

トイレも1日に何度も使う場所ですね。ここも使ったついでのついで掃除がおすすめです。1日に何回も使うので1回目使った時はここ、2回目使った時は別の箇所など、場所を変えてササッと終わらせるのがいいですよ。1日に数回トイレに入ると思うので、小さな場所を部分的にササッとを数回重ねると満遍なくきれいにできます。

3.キッチン

お皿洗いのついでにやっていることがいくつかあります。1つめはガスコンロの五徳も一緒に洗うこと。ガスコンロの五徳は料理をしていると油が跳ねたり、吹きこぼれたりして結構汚れますよね。毎回は面倒なので1日1回はお皿と一緒に洗っています。2つめはお皿洗いが終わったらシンクもついでに洗うこと。3つめは排水溝のゴミをとって排水溝のトレイも軽く洗うこと。

ダイニングテーブルを拭いた後にキッチンのトップ、電子レンジの庫内なども拭くようにしています。
冷蔵庫は食品の買い出しの前に1度冷蔵庫の中を確認します。そのついでに軽く冷蔵庫内を拭くようにしています。

4.お風呂

お風呂で余計な水分を切るのに使っているスクイジー

わが家は最後にお風呂に入る人が掃除をすることになっています。最後にお風呂に入ったら排水溝のゴミをとり、湯船を洗い、スクイジーでお風呂のふたや壁などの水滴を切るようにしています。掃除を全部やらなくても、水を切っておくのは習慣にすると水垢汚れやカビの予防にもなっていいですよ。

ついで掃除を楽にするコツ

洗面台が掃除しやすいようにミニタオルを側に置いています

掃除を楽にするいちばんのコツは「掃除しやすい環境にしておくこと」です。物が置いてあると、掃除のたびに物を移動させるという手順が増えてしまうので、「物の整理」をしておくと掃除がしやすいです!また、すぐに掃除できるように掃除用品をすぐに取り出せるようにしておくことと、短時間でササッと終わらせること。掃除のハードルがググッと下がりますよ。

習慣にするには諸説ありますが、3週間かかると言われています。すべてやろうと思わずにやれそうなことだけ挑戦してみるのがいいと思います。

◆この記事を書いたのは・・・きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。
物を減らすことでゴミも減らしたいと思うようになりました。
シンプル・サステナブル・整えるをテーマに暮らしの気づきや片づけのこと、サステナブルなアクションなどを投稿しています。

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