沖縄県内で2023年に確認された梅毒の患者数は146人(速報値)となり、3年連続で過去最多を更新した。5日に南風原町の県医師会館であった県エイズ対策連絡協議会で県が報告した。内訳は男性104人、女性42人。
一方、23年に届け出のあった県内のHIV感染者・エイズ患者数は14人(HIV8人、エイズ6人)で前年から5人減った。全員が男性だった。エイズ発症後にHIVに感染したことが判明する「いきなりエイズ」の割合は42.9%で、全国より高い傾向にある。(社会部・下里潤)
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