【節約レシピ】ごはんがすすむ、味がしみしみの「豚バラ大根」 秘訣は米のとぎ汁での下ゆでにあり!

「豚バラ大根」(桂ぽんぽ娘撮影)

栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、味がしみしみでご飯にあう「豚バラ大根」のオリジナルレシピを紹介した。

【写真】秘密は米のとぎ汁! だしがしっかり染み込んだ「豚バラ大根」

今回紹介するのは、寒い冬に食べたい“大根”を使ったレシピ。番組内では「響きだけですでにおいしそう!」と盛り上がったメニューとして、作り方を紹介した。

◆豚バラ大根

【材料】
・大根(下半分)
・豚バラ(250グラム)
・卵(3個)
・米のとぎ汁
・めんつゆ(大さじ2)
・みりん(大さじ1)
・オイスターソース(大さじ1)

【作り方】
(1)大根は2〜3センチの厚さに切って、皮をむく。鍋に米のとぎ汁と大根を入れ、よく洗った卵と一緒にゆでる。
(2)10分ほどゆでて大根が透きとおったら、鍋からあげて水で洗う。ゆで卵は殻をむいておく。
(3)フライパンで豚バラを炒める。火が通ったら下ゆでした大根とゆで卵を加え、事前に混ぜておいた調味料をまわしかける。
(4)大根から水分が出てくるため煮絡める。落としぶたをして5分ほど煮たらできあがり。

大根を米のとぎ汁で下ゆですることで、やわらかく味が染みこみやすくなる。無洗米を使用していたとぎ汁がないという場合などには、生米数粒を入れてゆでることで同じ効果が得られるとのこと。とぎ汁でゆでたあとは“ぬか臭さ”がついているため、水でよく洗うのがポイント。

ちなみに大根は、葉のある上半分は大根おろしやサラダに、下半分は煮物に使うのがおすすめなのだとか。

調味料の割合は、めんつゆ(2):みりん(1):オイスターソース(1)の割合をベースに、お好みで調節してほしいとのこと。

大根から出る水分で煮絡めることで水っぽくならずに仕上げられるが、焦げつかないよう注意が必要。今回は脂の甘みがおいしい豚バラを使用したが、ぽんぽ娘いわく「骨付き肉でもおいしい」という。

とぎ汁を使うひと手間で、味がしみしみの大根が楽しめる。寒い時期にぴったりの一品となった。

◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。

※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2024年1月26日放送回より

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