「アクターズ・ショート・フィルム4」4作品の主要キャスト&ポスタービジュアルが一挙解禁

WOWOWプライムでは、3月8日から4週連続で、千葉雄大仲里依紗福士蒼汰森崎ウィンがそれぞれ監督業に挑戦する「アクターズ・ショート・フィルム4」(金曜午後11:00。WOWOWオンデマンドでは3月1日から全作配信開始)を放送。既に発表された主演俳優に加えて、各作品に出演する主要キャストとポスタービジュアルが解禁された。

「アクターズ・ショート・フィルム」は、予算・撮影日数など同条件で俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6000本超のショートフィルムが集まる、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」のグランプリ“ジョージ・ルーカスアワード”を目指す。

3月8日放送の千葉監督作「ハルモニア」には、主人公である俳優・よしあき(一ノ瀬颯)の誕生日会に集まる仲間たちとして、工藤遥、ヒコロヒー、山崎樹範が出演。それぞれ違う人生を歩みながら、分かり合える最良の関係の仲間たちが、よしあきの誕生日に、集まってくる。その帰り道、仲間の1人に悲しい知らせが飛び込んでくる。

仲里が監督を務める、15日放送の「撮影/鏑木真一」は、ロバート秋山竜次が扮(ふん)するカメラマン・鏑木の上司と同僚役で、杉本哲太、寛一郎が共演。週刊誌のカメラマン・鏑木は、特ダネを連発した過去をもつが、スキャンダルを暴露し女優を死に追いこんでしまう。スランプに陥った鏑木は、上司(杉本)と同僚(寛一郎)らに再起を誓うが、ある日、追いかけていたアイドルに関する、発信元不明のタレコミ情報を受け取る。

清水尋也芋生悠がダブル主演し、福士が監督する22日放送の「イツキトミワ」では、小澤征悦、木村了、伊澤彩織が脇を固める。肉体労働で家計を支え、かつて美大進学を目指していた一葵(清水)は、ギャラリーで自分の作品を見つめる三羽(芋生)と出会う。徐々に親密になる2人だが、それでもとけない壁がある。その後、2人は満月の夜に一歩踏み込んだ話を始める。

森崎が手掛ける「アクターズ・ショート・フィルム」初のミュージカル映画「せん」には、中尾ミエ鈴木伸之が出演。おばあさん(中尾)の家で流れるラジオの音声を、津田健次郎が担当する。田舎暮らしをするおばあさんの1日は、ちゃぶ台で役場の若者(鈴木)と朝食を食べ、縁側で配達員と茶飲み話をすることから始まる。そんないつもと変わらない日常に、微細な不協和音が聞こえてくる。「せん」の脚本・作詞は、数々のミュージカル作品の脚本・演出を手掛ける上田一豪氏が担う。森崎の熱烈なオファーで今回のタッグが実現した。

なお、3月の放送・配信に先駆けて、オンライン試写会の実施が決定。1本目に放送する千葉の監督作「ハルモニア」に、Filmarksユーザー100人に特別公開する。今回2度目の「アクターズ・ショート・フィルム」への参加となる千葉。「アクターズ・ショート・フィルム2」参加時に、初監督・脚本に挑戦した前作「あんた」では、主演の伊藤沙莉が「SSFF&ASIA2022」ベストアクターアワードを受賞したほか、カナダの「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル」にノミネートされるという快挙を達成した。

千葉が監督・脚本に再挑戦した「ハルモニア」を、2月26日午後0:00~29日午後11:59の期間で公開(期間内いつでも視聴可能)。応募期間は、2月7日午後2:00〜21日午後11:59。応募方法などの詳細は、2月7日午後2:00オープンの応募サイトで確認できる。

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