祖父の故郷でJ1・FC東京の長友佑都選手が躍動 ミニゲームの児童「緩急の付け方うまい」 都城キャンプ終了

長友佑都選手(手前)らとミニゲームを楽しむ児童=都城市の高城運動公園多目的広場

 J1リーグのFC東京は4日、宮崎県都城市高城運動公園多目的広場で、地元のサッカー少年とミニゲームで交流した。1日から実施していたトレーニングキャンプを締めくくった。

 選手34人が六つのコートに分かれ、児童はコートを移りながら憧れのプロ選手との対戦を楽しんだ。祖父が同市出身というベテランの長友佑都選手(37)は、児童に盛んに声をかけ、ハイタッチするなどしてリラックスムードをつくっていた。

 小林市三松小学校6年の田井珠輝君は「プロ選手はパスの選択や緩急の付け方がとてもうまかった。勉強になった」と話していた。

 FC東京は同日で沖縄、都城と続いた17日間のキャンプを打ち上げ。24日のJ1開幕戦へ向け東京で最終調整する。

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