アル・ナスル、ヴァラン獲得に約93億円の年俸を準備か…マンUが契約延長OP不行使を決断との報道も

マンチェスター・ユナイテッドに所属する元フランス代表DFラファエル・ヴァランに、アル・ナスルが関心を寄せているようだ。5日、イギリス紙『デイリー・スター』が伝えている。

現在30歳のヴァランは、RCランスの下部組織出身で、2010年11月にトップチームデビュー。2011年夏にレアル・マドリードへと加入すると、在籍した10年間で公式戦360試合出場17ゴールを記録し、クラブのラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝など数多くのタイトル獲得に貢献した。2021-2022シーズンからはマンチェスターユナイテッドに移籍を果たしたが、今シーズンは出場機会の減少に加えてパフォーマンスの低下が批判の的となっている。

そんなヴァランとマンチェスター・ユナイテッドの現行契約は今シーズンまでとなっているものの、契約には1年の延長条項が付随していることが明らかに。しかし、同選手の週給は34万ポンド(約6300万円)とチーム内で最高給であることから、クラブは給与バランスを見直すためにオプションの行使しないことを決断したと報じられていた。

以前よりサウジ・プロフェッショナルリーグからの関心が報じられるヴァランだが、同紙はアル・ナスルが獲得を画策していると報道。かつてのチームメイトであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属する同クラブは、ヴァラン加入に向けて最大5000万ポンド(約93億円)相当の年俸を準備しているようだ。

トップ選手の流入が相次いでいるサウジアラビア。ヴァランも巨額の年俸を求め、中東に活躍の場を移すこととなるのだろうか。

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