米国株の自社株買い、昨年第1四半期決算以降で最高=EPFR

Lewis Krauskopf

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 金融データ会社EPFRによると、昨年第4・四半期決算の発表シーズン当初3週間に発表された米国株の自社株買いは1日当たり平均で69億ドルの規模となった。1日平均で82億ドルだった2023年第1・四半期決算の発表シーズン以降で最高となり、過去12四半期の1日平均の65億ドルを上回った。

ゴールドマン・サックスなどのストラテジストは、昨年は減少した自社株買いが今年は持ち直すと予想している。

メタ・プラットフォームズは先週、自社株買いの規模を500億ドル増やすことを承認したと発表。アルトリア・グループ、デュポン、コルテバなども最近、自社株買いを発表している。

EPFRによると、今決算発表シーズンでは2日時点で12社が10億ドル規模以上の自社株買いを発表している。

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