ソフトバンク有原、初ブルペン 「今年は落ち着いて調整」

ブルペンで投球練習するソフトバンク・有原=宮崎

 昨季チーム最多の10勝を挙げたソフトバンクの有原が7日、宮崎キャンプで初めてブルペンに入った。捕手を立たせたまま20球ほど投げた後に、座らせて5球。丁寧に下半身の動きを確かめ「すごく良かった。効率よく(球に)力を伝えたい」と納得の口ぶりだった。

 小久保監督から先発入りを確約され、調整ペースも委ねられている。米球界から3シーズンぶりに復帰した昨春のキャンプは「ブルペンがどこにあるか分からなかった」と手探りだったが、今年は落ち着いて練習を積めているという。米国でも関わりがあった倉野投手チーフコーチから「いい感じ」と声をかけられ、表情を緩めた。

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