イラク外相、米に協議再開訴え 駐留連合軍の将来巡り

[7日 ロイター] - イラクのフセイン外相は6日、ブリンケン米国務長官と電話協議し、イラクに駐留する米主導の有志連合軍の将来を巡り交渉を再開する必要があると強調した。

両国の交渉は1月に始まったが、直後にヨルダンの米軍基地への攻撃で米兵3人が死亡。米国はシリアとイラクの親イラン武装勢力による犯行との見方を示した。それ以来、交渉は中断している。

米軍は今月2日、シリアとイラクでイラン革命防衛隊や親イラン武装組織に関連する標的に報復攻撃を行った。

フセイン氏は電話協議でこうした攻撃への反対を表明。「イラクは敵対国間の報復の場ではない」と述べた。

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