「勝ちに行くと決めて出た」加藤未唯がタイ・オープンの女子ダブルスで今季初優勝!「難しいコンディションだった」<SMASH>

女子テニスの加藤未唯が、「タイ・オープン」(1月29日~2月4日/タイ・ホアヒン/ハードコート/WTA250)のダブルスで優勝を飾り、自身のインスタグラム(@miyukato1121)に「優勝しましたー!たくさんの応援ありがとうございました」と喜びを綴った。

今年1月のオーストラリアシーズンは、アルディラ・スチアディ(インドネシア)と組んでブリスベン国際、アデレード国際、全豪オープンに挑んだが、全て初戦敗退を喫した加藤。全豪オープンではティム・プッツ(ドイツ)とのミックスダブルス1回戦でも惜敗となり、シーズン開幕前は良い準備ができていたぶん、悔しさを滲ませていた。

「オーストラリアでたくさん悔しい思いをして、勝ちに行くと決めて出た」という今大会では「蒸し暑いし、風が強かったり、ガット張りをお願いしたら毎回違うテンションだったり」と「難しいコンディション」だったようだが、初戦から2試合連続でストレート勝利。準決勝と決勝はフルセットにもつれ込む熱戦を勝ち切り、優勝に輝いた。
これで加藤はスチアディとのペアで3度目、個人では通算5度目のダブルスタイトル獲得となった。

インスタグラムにはプレー写真や祝勝会でのタイビール、地元のロックロブスターなど「タイでの思い出」の写真を複数投稿すると同時に、次の大会開催地のアブダビに到着したことも報告した。

「ムバダラ・アブダビ・オープン」(2月5日~11日/UAE・アブダビ/ハードコート/WTA500)にも同ペアで挑み、1回戦はソフィア・ケニン/ベサニー・マテック-サンズの米国ペアと対戦し、勝てばマリー・ボウズコワ/サラ・ソリベストルモ(チェコ/スペイン)と昨年全仏オープンでの因縁の対決となる。

構成●スマッシュ編集部

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