【NBA】ビッグ3が計85得点を奪ったサンズがバックスに勝利!渡邊雄太は終盤約15秒の出場<DUNKSHOOT>

現地時間2月6日、フェニックス・サンズはホームのフットプリント・センターでミルウォーキー・バックスと対戦し、114-106で勝利。2連勝で今季成績をウエスタン・カンファレンス6位の30勝21敗とした。渡邊雄太は終盤約15秒の出場でスタッツなしに終わっている。

8試合ぶりにホームに戻ったサンズはデビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、グレイソン・アレン、ケビン・デュラント、ユスフ・ヌルキッチの不動の先発でスタート。対するバックスはデイミアン・リラードとブルック・ロペスが欠場し、ヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトン、マリーク・ビーズリーに加え、パット・カナトン、ロビン・ロペスがスターターに入った。

第1クォーターは静かな入りとなり、23-22とバックスの1点リードで終了。続く第2クォーター、サンズは開始からデュラントとビールの7連続得点で逆転に成功するも、アデトクンボや途中出場のキャメロン・ペインに活躍を許し、再びリードを奪われてしまう。

49-48の1点ビハインドで迎えた後半、サンズが再び主導権を奪い返す。第3クォーターにブッカーがチームの31点中16点を稼いで攻撃を活性化させると、6点リードで入った第4クォーターはビールが12得点、デュラントが14得点と要所でスコアを重ね、最後まで流れを渡さなかった。
2連勝のサンズは、ブッカーが32得点、デュラントが28得点、10リバウンド、2ブロック、ビールが25得点、10リバウンド、3スティールとビッグ3が仕事を遂行。後半開始直後に逆転して以降は一度もリードを許さず、2021年ファイナルのリマッチを制した。

渡邊は勝負が決したラスト15.2秒にベンチメンバーたちとともに出場。7分54秒の出場で12月12日以来の3ポイントを含む7得点、2スティールと躍動した前戦(対ワシントン・ウィザーズ)のような見せ場はなかった。

対するバックスはアデトクンボが34得点、10リバウンド、6アシストと気を吐いたが、先発2人の欠場に加えてミドルトンも前半に負傷離脱し戦力ダウン。ドック・リバースHC就任後は1勝4敗(今季33勝18敗)と苦戦を強いられている。

サンズは次戦8日(日本時間9日)、ホームでユタ・ジャズと対戦。アウェー5連戦を終えたバックスは同日にホームでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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