頤和園のスケートリンクで氷上のアクティビティーを楽しむ人々。（1月24日撮影、北京＝新華社配信/程琬祺）
【新華社北京2月7日】中国北京市北西部の万寿山の麓にある清代の皇帝の離宮、頤和園（いわえん）がスケートを楽しむ人でにぎわっている。園内にある巨大な人工湖、昆明湖は毎年冬になると、市内で最も大きい屋外スケートリンクに変身、各地から多くの観光客が訪れる。
頤和園の担当者によると、今年のスケートリンクの営業面積は35万平方メートルで、最大5千人を収容できる。ここ1カ月で延べ23万人以上が訪れたという。
北海公園のスケートリンクで氷上のアクティビティーを楽しむ人々。（1月24日撮影、北京＝新華社配信/程琬祺）
北京では「氷雪観光」のシーズンがにぎやかに始まっている。冬季オリンピックの施設や市内のスケートリンクやスキー場などが全面的に一般開放され、ウインターアクティビティー施設の面積は100万平方メートルを超えた。市内各地の大小さまざまな施設は大勢の市民や観光客で熱い盛り上がりを見せている。
市中心部にある北海公園でも連日、白い塔が見下ろす荷花湖スケートリンクで、昔ながらのそりや氷上自転車などの乗り物を目当てに多くの観光客が訪れ、歓声を上げている。
北京市の陶然亭公園で開催中の氷雪カーニバルで、氷上のアクティビティーを楽しむ親子連れ。（2023年12月28日撮影、北京＝新華社配信）
北京市文化・観光局の担当者は、消費者の氷雪観光需要はますます高まりつつあるとし、国内外の観光客に同市の冬の魅力を存分に感じてもらうため、市は特色ある文化観光を大いに推進し、氷雪観光にかかわる全産業の成長を促進していくと述べた。（記者/魏夢佳、楊淑君、程琬祺）
北京石京竜スキー場で写真を撮る、スキーキャンプに参加した子どもたち。（1月撮影、北京＝新華社配信）
北京市の紫竹院公園で、巨大な氷の滑り台で遊ぶ子ども。（2023年12月31日撮影、北京＝新華社配信）
北京市の陶然亭公園で開催中の氷雪カーニバルで写真を撮る観光客。（2023年12月28日撮影、北京＝新華社配信）
北京市延慶区で開催された竜慶峡氷灯氷雪カーニバル。（1月15日撮影、北京＝新華社配信）
