「昆布切符」で敦賀PR 北陸新幹線の延伸開業控え

敦賀市が沿線自治体で配る昆布切符とおぼろ昆布のセット

 北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業を控え、福井県敦賀市は、食用のだし昆布で乗車券を模した「昆布切符」を作り、沿線自治体で月内に開催されるイベント会場で配る。昆布の加工地「敦賀」の知名度向上が狙い。

 市は、昆布切符を千枚用意。9~10日に「長野灯明まつり」で、12日にさいたまマラソンに設けるPRブースで、特産のおぼろ昆布とセットで配る。3月16日の開業から1年間、昆布切符を持って敦賀市の観光施設や商店を訪れると、割引やオリジナルグッズがもらえる。

 昆布切符には、開業日「3.16」や「北陸新幹線敦賀開業記念」の文字が印字され、「出汁使用後無効」との注意書きも添えられている。

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