快進撃見せるジローナの心臓をバルセロナが確保へ 夏のアレイシ・ガルシア獲得に向け動き

夏のバルセロナ移籍の可能性が浮上しているガルシア[写真:Getty Images]

バルセロナがジローナの躍進を支えるスペイン代表MFアレイシ・ガルシア(26)の獲得を望んでいるようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

ビジャレアルの下部組織出身で、その才能が認められかつてはマンチェスター・シティ移籍も経験したガルシア。紆余曲折を経て2021年7月にジローナへ2度目の加入を果たすと、今シーズンは首位争いを繰り広げるチームの心臓として注目を集めている。

そんなガルシアに興味を示しているのがバルセロナ。夏の獲得を目指す意向をすでにジローナ側に伝えており、ガルシア本人や代理人もそのことを理解しているという。

今シーズン限りでの退任が決まっているチャビ・エルナンデス監督や、スポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏を筆頭とするテクニカルチーム、スカウトチームがこのセントラルミッドフィルダーを高く評価しているとのこと。ガルシア本人も昨年12月のバルセロナ戦前に「バルサでプレーしたいと思っている。バルサは僕が幼い頃から追いかけてきたクラブだし、ずっと好きだったクラブだ」とコメントしており、個人間での合意は難しくなさそうだ。

また、正確な金額は不明なものの、2026年6月までとなっているジローナとガルシアの契約にはリリース条項が存在。ジローナ関係者やガルシアの代理人が2000万ユーロ(約31億8000万円)ほどと示唆している一方、バルセロナは1400万〜1500万ユーロ(約22億3000万〜23億9000万円)、場合によってはさらに低価での獲得も可能と考えているようだ。

バルセロナとしては、補強箇所となっているアンカーとインサイドハーフを同時に補える点もプラスに。うまく話を進めて来シーズンの戦力とすることができるのだろうか。

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