藤井聡太八冠(21)獲得賞金・対局料が史上最高額 「感慨はある?」の質問に満面の笑みで「知りませんでした」 王将戦七番勝負第4局始まる

将棋の藤井聡太八冠。勝てば、前人未踏のタイトル戦20連覇です。

(藤井聡太八冠・21歳)
「一手一手深く読みを入れて、創り上げていくような将棋にできれば」

前夜祭で、こう意気込みを語った藤井聡太八冠。王将戦七番勝負の第4局は、午前9時、東京都立川市で始まりました。

先手は藤井八冠。10歳年上の菅井竜也八段からの挑戦を受けています。藤井八冠はすでに開幕から3連勝。7日と8日の第4局に勝てばタイトルを防衛し「王将3連覇」となります。

今回注目されているのが、タイトル戦の「連覇記録」。藤井八冠は2020年のタイトル初挑戦以降、出場したタイトル戦をすべて制覇。

故・大山康晴十五世名人が1963年から1966年にかけて達成した「タイトル戦19連覇」の記録に並んでいます。つまり、今回の王将戦を防衛すれば、この記録を塗り替えて、前人未到の「タイトル戦20連覇」となるのです。

新記録達成なるか!当の藤井八冠は。

(藤井八冠)
「それほどスコアは意識せずに、これまで通りの気持ちで臨みたい」

いつも通り「平常心」で臨むようです。

藤井八冠「それは…知りませんでした(笑)」

その藤井八冠、去年の獲得賞金・対局料もダントツの1位だったわけですが…

(記者)
「感慨はございますか?」

(藤井八冠)
「そうですね(笑)それは…知りませんでした(笑)」

史上最高、1億8634万円!藤井八冠、笑顔でのリアクションとなりました!

さて、対局と共に注目される勝負めし。藤井八冠が選んだのは、魚のかじかで出汁を取ったラーメンと、にんにくチャーハン、イノシシの肉を使った餃子のセットでした。

そして、午前のおやつは練り立てのわらび餅でした。

王将戦第4局の決着は、8日夜の見込みです。

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