カズレーザー 体が硬い人は要注意…血管も硬くなり“疲れやすい体質”に?適切な運動方法で改善を

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が6日に放送された。今回は『疲れないカラダを手に入れる』をテーマに、『体が硬い人は〇〇も硬い!?疲れやすい体質改善のカギNO(エヌオー)』という講義で、体作りの専門家が最新科学で分かった疲れをためない体を作る方法について解説を行った。

講義冒頭で専門家は「疲れやすさが体の硬さでわかる」と発言。体が硬い人は血管も硬い傾向があるのだそうで、血管が硬くなると血流が滞りやすくなるという。血流が滞ると活性酸素のような疲労物質もたまりやすくなってしまう。体の硬さと血管の硬さの関係性は完全には解明されていないが、コラーゲンの過剰な増加によって筋肉の柔軟性が失われる線維化が、血管でも同時に発生していると見られるそうだ。

専門家は、こうした線維化で固まった血管を柔らかくするカギとして、『NO(エヌオー:一酸化窒素)』の分泌を紹介。血流の刺激によって増えるNOには血管を柔らかくする機能があり、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を長時間続けることで、NOの分泌が促進されるという。NOを分泌させるためには筋トレよりも有酸素運動の方が効果的なのだそうで、専門家は筋トレを先にしてから有酸素運動を行うことで血管には良いアプローチとなると語った。なお有酸素運動が難しい場合は、ふくらはぎなど血液循環に影響をおよぼす部位のストレッチや、1時間に1回程度の起立、さらには貧乏ゆすりなどでも血流が改善され、疲労回復が見込めるそうだ。

講義を受けてカズレーザーは「疲れって、今まで“仕方ないもの”“そういうもんだな”ぐらいで認識してたんですけど、こうやって科学的にちゃんと分析されてる方の話を聞くと、納得する理屈が全部あって、それだったら疲れとの向き合い方、疲れの解消の方法もそれぞれ考えられるのかなと思いました」と番組を総括した。

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