花王、24年12月期は利益倍増を計画 35期連続増配へ

Shinichi Uchida

[東京 7日 ロイター] - 花王は7日、利益が前年比倍増となる2024年12月期連結業績予想(国際会計基準)を発表した。23年12月期にベビー用紙おむつ事業の整理やブランド譲渡など547億円の構造改革費用を計上しており、戦略的値上げの継続などを通じてV字回復を目指す。年間配当は前年比2円増額の152円とし、35期連続増配を見込んでいる。

売上高は前年比3.1%増の1兆5800億円、営業利益は同2.2倍の1300億円、純利益は同2.2倍の980億円の見通し。

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