「冷凍上手」が人生を救うといっても過言ではない?時短テク特集

疲れて帰ってきた日は、夕食をつくる元気がない…ということもありますよね。

今回は、「頑張れない日」のために常備しておきたい冷凍食材や、冷凍テクニックを紹介します。

もはや常識?「キノコ」は冷凍がおすすめ!

鍋や炒め物、お味噌汁にも大活躍のキノコ

実はシメジやエノキなどのキノコ類は、冷凍すると細胞が壊れてうまみと栄養価が高まるんです。

キノコは毎日の料理に使いやすいため、冷凍で常備しておくことがおすすめです。

一種類での冷凍もよいですが、石づきを取ってからミックスキノコにして冷凍しておくと、料理のレベルがぐんとアップしますよ。

また、キノコは冷蔵だと保存期間は約1週間ですが、冷凍すると約1か月になります。

冷凍するとすぐに使えて便利、かつ時短にもつながりますね。

「シュレッドチーズ」はひと工夫して冷凍!

使い勝手がよいシュレッドチーズは、冷蔵庫で保存すると乾いたり固まったりしやすいため、冷凍保存する方も多いのではないでしょうか。

しかし、保存袋や密閉容器に入れて冷凍しても、固まったまま凍ってしまい、使いにくくなりがちです。

実は「保存袋」を「ポリ袋」にするだけで、パラパラのまま保存できちゃうんです。

塊になって凍ることなく、凍ったままでもすぐに使えるため、ぜひ試してみてくださいね。

実はポリ袋での冷凍方法、シュレッドチーズ以外にも使えるんです。

例えば細かく切った小ネギも、ご覧のとおり冷凍してもパラパラのままです。

小ネギはトッピングに使うことも多いため、ぜひ常備してみてください。

束のまま保存できる!「ニラ」の効率的な冷凍方法

冷蔵庫で保存するとすぐにシナシナになってしまいがちなニラは、買ってすぐ冷凍するのがおすすめです。

用意するのは、チャック付きの保存袋と輪ゴム

まずはニラを束のまま、輪ゴムで数か所とめます。

その状態で、輪ゴムと輪ゴムの間を切っていきましょう。

こうすることで、ニラがバラバラになりません。

輪ゴムでまとまった状態のまま保存袋に入れて、そのまま冷凍しましょう。

使う際は、一束ずつ使えてとっても便利です。

さらに火の通りやすい先端部分と、火が通りにくい根元の部分を使い分けられる点もメリットですね。

ニラ以外にも水菜や小松菜、パクチーなどのアクが少ない野菜に使える冷凍術です。

ぜひ、さまざまな野菜にこのテクニックを活用してみてくださいね。

使いやすい「ひき肉」は下味冷凍がおすすめ!

ひき肉はすぐに色が変わったりドリップが出たりしがちなため、冷凍で保存する方も多いのではないでしょうか。

パックのまま保存するのではなく、保存袋に移し替えて冷凍するとより使いやすいですよ。

ここでさらに一工夫!保存袋の上から菜箸を押し込み、節目をつけると……

料理に利用する際、使いたい分だけ解凍できてとっても便利です。

さらにお肉の使い過ぎも防止できて、節約にもつながります。

さらにこの方法を応用してみましょう。

保存袋にひき肉とパン粉、炒めた玉ねぎに卵、塩コショウやニンニクを入れ、もみこんだものを先ほどと同様に冷凍します。

食べたいときに取り出し、凍ったままフライパンで焼くだけで、丸めず簡単にハンバーグが完成!

さらに鶏ひき肉やネギ、卵と調味料を混ぜた「鶏つくね」の下味冷凍もおすすめ。

鍋やスープにポンと入れるだけで、すぐに使えます。

さらに豚ひき肉と調味料を「マーボー豆腐の素」として下味冷凍しておけば、解凍時に豆腐と水溶き片栗粉を加えるだけで簡単にマーボー豆腐ができちゃいます。

野菜をたっぷり合わせておけば、ガパオライスやキーマカレー、ミートソースに大変身しますよ。

万能すぎるひき肉冷凍、ぜひ未来の自分のために常備しておいてはいかがでしょうか?

*みんテレ1月31日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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