県教育委員会 小学校で児童撮影疑いの講師を懲戒免職

県教育委員会は奈良市内の小学校で女子児童を盗撮した疑いで逮捕された講師について7日付で懲戒免職にしたと発表しました。

警察などによりますと2023年12月、奈良市内の小学校で講師をつとめる北出篤史容疑者23歳は自身が担任をうけ持つ5年生の教室にペン型のカメラを設置し着替えている女子児童を動画で撮影した疑いがもたれています。

これを受けて県教育委員会は会見を開き北出容疑者を7日付で懲戒免職の処分にしたと発表しました。逮捕された後、県教育委員会と校長らが北出容疑者に聞き取りを行ったところ盗撮したことを認めたことから今回の処分を決めたといいます。北出容疑者は2023年4月からこの小学校で講師をつとめているということです。

県教育委員会は「今後このようなことが起こらないよう綱紀粛正を図っていく」とコメントしています。

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