広島ドラ1常広、剛腕の片りん ブルペン投球で150キロ

ブルペンで投球練習する広島・常広=日南

 最速155キロを誇る剛腕の片りんを示した。広島のドラフト1位ルーキー常広(青学大)が7日、宮崎・日南での2軍キャンプでブルペン入りし、視察に訪れた新井監督の前で「自分のできることをしっかりやろう」と力強い球を投げ込んだ。

 カーブとフォークボールを交えて37球。「7、8割」の力加減ながら、球団の計測で直球の球速は150キロを記録したという。「球速はあまり気にしていないけど、体が動けている証拠だと思うので良かった」と状態は順調に上がっているようだ。新井監督は「リリースの強さ、指先の力の伝え方はすごくいいものを持っている」とうなった。

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