甲斐野が新球試す 日本代表復帰へ意欲も

投内連係の練習をする西武・甲斐野。奥は高橋=日南・南郷

 西武に加入した甲斐野が7日、宮崎県日南市のキャンプで初めて投球練習に臨み、ブルペンで20球を投げた。ゴロを打たせるのを目的に習得を目指すツーシームを試し「1球種増えたら打者にとっても嫌だと思う」と貪欲に言った。

 国内フリーエージェント(FA)宣言してソフトバンクに移籍した山川の人的補償で入団。新人時の2019年は65試合に登板した実績があり、救援陣の一角として期待は大きい。

 視察に訪れた日本代表の井端監督とは握手を交わした。19年の「プレミア12」の日本代表ではコーチと選手の間柄で優勝を経験。甲斐野は「今ももちろん意欲はある」と代表復帰を期した。

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