自転車の窪木一茂「メダル獲得したい」 パリ五輪代表入りに自信 古里の福島県古殿町応援大使に

岡部町長から委嘱状を受ける窪木(左)。パリ五輪出場に向けて意欲を示した

 パリ五輪自転車トラック種目の日本代表入りを目指す福島県古殿町出身の窪木一茂(34)=ブリヂストン、学法石川高出身=は7日、町内で報道陣の取材に答え、「最近の大会はいい走りができている。五輪でメダルを獲得したい」と意欲を見せた。

 窪木は1日に4種目を走るオムニアム、2人一組で競うマディソン、4人による団体追い抜きで五輪出場を目指している。日本代表は2月のアジア選手権(インド)や3月(香港)、4月(カナダ)の国際大会「ネーションズカップ」の成績などを基に、4月中旬に発表される。

 窪木はリオデジャネイロ五輪のオムニアムで総合14位だった。2大会ぶりの代表入りに向け、「日本選手のレベルは上がっているが、代表に選ばれる自信はある。持ち味のスピードを生かしたい」と力を込めた。

 窪木は町の魅力を発信する「町ふるさと応援大使」に選ばれた。委嘱状交付式が7日に町役場で行われ、岡部光徳町長から委嘱状を受けた。

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