香港欠場騒動で猛バッシングを浴びたメッシが釈明=韓国ネット「ロナウドはそれすらなかった」

6日、韓国・ソウル新聞が「サッカーの神リオネル・メッシが香港での親善試合のノーショーについて釈明した」と伝え、韓国のネット上で注目を集めている。写真はメッシ。

2024年2月6日、韓国・ソウル新聞が「サッカーの神リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が香港での親善試合のノーショー(無断キャンセル)について釈明した」と伝え、韓国のネット上で注目を集めている。

メッシとルイス・スアレスは4日に香港で行われたインテル・マイアミと香港リーグ選抜との親善試合に出場しなかった。メッシのプレーを一目見ようと集まった多くのファンは「詐欺だ」として返金を求め、SNSにも糾弾する声が相次いだという。

メッシは6日に東京で行われた記者会見で「香港でプレーできなかったのは不運だった」と説明し、「ずっと違和感があり、出場が難しかった」「僕は常に試合に出場したいと願っている。僕らは試合のために遠くから来たし、僕らの試合は多いに期待されていたため残念だ」などと話した。

メッシは内転筋を負傷していると見られている。サウジアラビアでの試合後にMRIを撮ったところ問題はなかったものの違和感が続いているという。

アジアツアー中のインテル・マイアミは7日に東京でヴィッセル神戸との親善試合に臨む。この試合についてもメッシは「プレーできるかどうかはまだ分からない」と話した。

韓国では19年、当時イタリアのユベントスに所属していたクリスティアーノ・ロナウドが韓国リーグ選抜チームとの親善試合に出場する契約になっていたにもかかわらず、負傷など特別な理由もなく欠場し、猛批判を浴びた。そのため、この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ロナウドは『出場する』と言っておいて出なかったからノーショー。メッシは事前に出場を約束せず、けがで出られなかったのだからノーショーではない」「ロナウドは釈明もせず、翌日に笑いながらランニングマシーンで走っていた。メッシの方が何倍もまし」「ロナウドの人間性とは比較にならないよ」「記者会見を行うだけ偉い。ロナウドはそれすらなかった」などと比較する声が上がっている。

一方で、「本当に申し訳ないと思っていたらピッチ上で謝罪するべき。もしくはサイン会を開くとか」「けがが原因なら初めからそう言えばよかった。さんざん批判されてから言っても誰も信じない」「高いお金を出して見に来た人たちのことを考えてほんの少しでも出場してあげたらよかったのに」「コンサートに行き、アイドルは見られずバックダンサーだけを見て帰ってきたようなものだ」といった声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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