仙台市が敬老乗車証の自己負担割合を引き上げ方針 市民団体が反対の署名を提出

仙台市が敬老乗車証の自己負担の割合を引き上げる方針を示したことについて、市民団体が反対の署名を市に提出しました。

仙台市の敬老乗車証は、市バスや地下鉄を10%の自己負担で利用でき、70歳以上の希望する市民に対し交付されています。

仙台市は敬老乗車証が財政を圧迫しているとして、10月から負担の割合を25%へ引き上げることを目指していて、9日から開かれる市議会で条例の改正案を提出することにしています。

これに対し、市民団体が7日に仙台市役所を訪れ、負担の割合を引き上げないよう求める2002人分の署名を市に提出しました。

敬老乗車証問題連絡会2023佐々木ゆきえ共同代表「審議を慎重にして10月から25%にするというのはやめてほしい」

市民団体は、9日の議会開会日に市議会の各会派に対し現在の制度の維持を求める要望書を提出する予定だということです。

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