アニメ『外科医エリーゼ』の第5話が2月7日（水）深夜25時から放送される。本作は二度の転生を経て“最初の人生”に逆戻りした主人公・エリーゼ（CV.石川由依）がひたむきにやり直す医療ファンタジー。韓国で人気を博した同名小説・漫画を原作としており、日本でもシリーズ累計100万部を突破（2023年3月時点 ※電子込み）している注目作。この度、第5話のあらすじと先行カットが公開された。
◆前回までのお話
グレアム医師（CV. 細谷佳正）に認められたエリーゼは、外傷患者や緊急患者が集まる病棟に配属される。「よろしくお願いします！」と元気にあいさつするエリーゼに一緒に働く医師たちは『大丈夫かな？血を見たら気を失いそうだけど…』と、どう見ても貴族令嬢であるエリーゼを心配する。先輩医師に院内を案内してもらっていると、急患が運び込まれた。医師はグレアム医師を呼んだが、待っている時間が無いと判断したエリーゼは1人で適切な処置をして命を救った。そして、医師や看護師たちの信頼を得るのだった。グレアムは確信する。「やはり、この少女は稀（まれ）に見る真の天才なのだ…！」と。
この日は年に一度の祝祭の日。そこへまた急患が運び込まれて来る。患者は銃で撃たれ、弾は脾臓（ひぞう）を貫通していた。「残念ですが、手の施しようがありません」と告げるグレアムに、付き添いの謎の青年（CV.日野 聡）は皇室の紋章を見せる。「礼はいくらでもする。どんな手を使ってでもこの患者を助けてくれ！」と頭を下げた。しかし、どこを探してもこの患者を助けられるような名医はいない…。諦めようとするグレアムだが、「承知いたしました。最善を尽くしてみます」と青年に真っ直ぐな目を向けるエリーゼ。エリーゼの姿を見てはっとする青年。『そなたはまさか…エリーゼ！？』実は、付き添いの青年は、魔法で姿を変えたリンデン皇子（CV. 阿座上洋平）だった。
実は患者はリンデン皇子の従者ランドル。テレサ病院に向かう途中で、暴漢に襲われ銃で撃たれたのだった。「血管が切れてしまっているんだから、止血するのは不可能だ！」。そう声を荒げたグレアムにエリーゼは「承知しています。脾臓（ひぞう）を摘出すればいいのです」。その言葉を聞いてハッとなるグレアム。「必ずしも脾臓（ひぞう）の中で止血する必要はない…脾臓（ひぞう）を切除し、そこへ向かう血管を結べば止血は可能だ」。その治療法は単純だが、これまで誰も思いつかなかった方法だった。
懸念材料にもエリーゼが術式を的確に説明。「私にやらせてください！出過ぎた真似だということは承知しています。しかしこのままではこの患者は命を落としてしまいます！この方法で手術をすれば助かる見込みはあります、いえ、絶対助けて見せます！」と言い切るエリーゼに「いいだろう。必ず助けろ」とリンデン皇子はエリーゼのまっすぐな目を見て、信じることに決めたのだった。
姿を変えたリンデン皇子が『ロン』と名乗る。手術の助手が足りなかったが、戦争で医療処置を経験したというロンが助手を務める手術に挑む。初めての術式に、不安を隠せないグレアム。そんなグレアムに「必ずできます！先生が私を信じてくださるのなら、この患者は助かります！」その言葉を聞いて、グレアムはただエリーゼを信じて患者を救うと覚悟が決まるのだった。そんなエリーゼの姿を見るロン。「エリーゼは本気で父上に逆らい医者になろうとしているのか…。私は誰が婚約者でも関係ないと思ってきたが…」。
無事手術が終わり、ロンは望むものはなんでも褒美として与えると持ちかけるが、エリーゼは「私は医者としてすべきことをしただけですから」と言って申し出を断るのだった。エリーゼの施した脾臓（ひぞう）摘出手術の報告書を読んだ皇室従事病院の院長は「まさに奇跡の手術！」と大興奮。しかしテレサ病院の院長はよくできた空想だと一蹴するが、患者の名前がランドルだと分かると、勤務状況からグレアムが執刀したと思い込んだ。
◆第5話「試練」 あらすじ
圧倒的な医術で難関な脾臓（ひぞう）摘出手術を成功させたエリーゼ。類いまれな才能に感銘を受けた医師たちは、エリーゼに医師試験の受験資格を与える。
着実に医者への道に進み始めたと喜ぶエリーゼだが、その一方でさらなる試練をエリーゼに与えようと企むリンデン皇子の父・ミンチェスター（CV.井上和彦）とベント卿がいて…。
出演者
エリーゼ・ド・クロレンス:石川由依／リンデン・ド・ロマノフ:阿座上洋平／ロン:日野 聡／グレアム・ド・ファロン:細谷佳正／レン・ド・クロレンス:小野大輔／クリス・ド・クロレンス:下野 紘／ユリエン・ド・チャイルド:潘めぐみ／ミハイル・ド・ロマノフ:斉藤壮馬／ミンチェスター・ド・ロマノフ:井上和彦
『外科医エリーゼ』公式HP
TVアニメ公式X
BS日テレ アニメにむちゅ～ 公式HP
