冬の味覚の王様「松葉がに」価格はピーク時のほぼ半額…買い時は、いつ?「2月が水温も下がって…」

カニ好きのみなさんに朗報です。
山陰の冬の味覚の王様松葉がにの価格が、いま徐々に下がりつつあります。
その価格はなんと!ピーク時の半額近くに!一体なぜなのか。
そして、買い時はいつがおすすめなのでしょうか。

境港市にある水産物直売センター。
客が見つめる先には、色鮮やかに輝く松葉がにです。

買い物客は
「香川県からです。本場のカニを買って帰るんですけど、安いですね」

実はいま、この松葉がにの価格に変化が出ています。

三光水産 浜橋多聞 社長
「一番高いときで、これいま8500円なんですけど、大体これで1万5000円ぐらいしていたので、だいぶ安くなっています」

7日時点での松葉ガニの価格は、ピーク時の年末年始に比べて、半額近くにまで下がっているといいます。
その理由とは…

三光水産 浜橋多聞 社長
「12月は小さいカニが多かったんですけど、年明けたら大きいカニが増えてくるんで、大きいカニの価格も下がっきた」

年末年始が過ぎて需要が落ち着いたことに加え、大きいサイズのカニが順調に水揚げされていることが考えられるといいます。

さらに…

三光水産 浜橋多聞 社長
「カニは1月、2月が水温も下がって、甘みも出てくるので、身入りも多いカニも多いので、今が一番良いです」

つまり、「コストパフォーマンス」と「カニの質」ダブルで良いというわけです。

シーズン終盤の3月ごろになると、価格は再び高くなる傾向があるということで狙い目はまさに"今"と言えそうです。

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