盛岡バスセンターがあり、大型商業施設の開業を控える盛岡市の河南地区で、空き店舗や駐車場を活用して地域を活性化させようと、市職員や商店街の若手経営者による勉強会が7日開かれました。
この勉強会は、市が去年から実施しているもので今回で3回目です。盛岡市の河南地区は夏に大型商業施設「monaka」の開業を控える一方で、空き店舗や駐車場の活用が課題となっています。
これまでに行われた勉強会では、空き店舗を活用した交流スペースを開設する案や、駐車場を公園として活用する案など、8つの事業案が示されていました。
7日は参加者が、8つの事業案について協議し、「それぞれの事業を一体的に実施すべき」、「子育て世代が利用しやすい場所にすべき」などの意見が出されました。
(盛岡市市街地整備課 松田諭 まちなか未来創生室長)
「カフェ的なものとかをやることも考えておりますので、継続可能なものかどうか
(効果を)見極めていきたい」
市は来年度、勉強会で示された8つの事業案の実現に向けて、社会実験を行う予定です。