県は7日、老朽化が進む県消防学校を県立高田東高校の跡地に移転整備する方針を明らかにしました。
1973年、宇陀市榛原に建てられた県消防学校は老朽化が進むほか、敷地面積が狭く十分な訓練が行えないことなどから移転整備が計画されていました。7日の会見で山下知事は廃校となった大和高田市にある県立高田東高校の跡地に移転整備する方針を発表しました。
高田東高校の跡地は面積がおよそ3.6haと現在のおよそ3倍で訓練に必要な敷地面積を確保できることや、公共交通のアクセスのよさなどから選ばれたということです。
山下知事
「今回は約3.6ヘクタールなので、校舎のほかに訓練ができるような施設も充実させていきたい」
県では、来年度基本計画を策定し、移転時期や費用についてはその中で検討を進めたいとしています。