料理を通して平和を考える 宮城・石巻市の高校生が調理実習でウクライナ料理

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、2年が経とうとしています。宮城県石巻市の高校では、平和について考えようとウクライナ料理の調理実習が行われました。

料理を通しウクライナの文化を知ってもらおうと宮城県水産高校が行った調理実習には、調理師を目指すコースの生徒12人が参加しました。

生徒たちは、石巻市でウクライナ料理店を営むヴィタリイさんと妻の真由美さんに教わりながら、ウクライナの家庭料理に挑戦しました。

ベーコンやタマネギなどを煮込んだトマト風味のスープ、ソリャンカとジャガイモをすりおろしてパンケーキ風に焼いたデルニです。

生徒「違う国ということもあって、先生方との交流も難しかったんですけど、料理ってつながるものがやっぱりあったので、すごくうまくできたと思います」

ヴィタリイさんは「一緒に料理ができてうれしい。ウクライナのことを知って、平和を大切にする気持ちを持ってほしい」と話していました。

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