高校生と大学生に感謝状 交通安全啓発で協力

警察が行う交通安全の啓発活動に参加し、吹奏楽と書道のパフォーマンスで啓発に貢献としたとして、和歌山北警察署はきょう(2月7日)、大学生と高校生に感謝状を贈りました。

感謝状を受けたのは、和歌山大学吹奏楽団と、和歌山県立桐蔭高校書道部です。

和歌山大学吹奏楽団は、去年9月の秋の全国交通安全運動初日に和歌山市のイオンモール和歌山で行われた啓発活動で、買い物客らに向けて演奏しました。

一方、県立桐蔭高校書道部は、去年12月に和歌山市のスーパーセンターオークワパームシティ和歌山店で開かれたわかやま冬の交通安全運動の啓発イベントで、タテ3メートル、ヨコ5・5メートルの紙に『STOP飲酒運転』などの文字を書くパフォーマンスを披露しました。

きょう午後1時半から和歌山北警察署の署長室で行われた贈呈式では、堀内康弘(ほりうち・やすひろ)署長がそれぞれの代表者に感謝状を手渡した後、「皆さんのおかげで、買い物に来られた市民の足を止めてもらえたので、しっかりと啓発することができました。これからもよろしくお願いします」と挨拶しました。

挨拶する堀内署長

贈呈式の後、県立桐蔭高校書道部の中井葵(なかい・あおい)さんは、「自分が大人になった時には、飲酒運転を絶対しないようにして、周りの人にも声をかけたい。以前から啓発ポスターなどを見て感じていましたが、自分たちが発信する側に回ったことで、より気をつけていきたい」と話しました。

桐蔭高校書道部のメンバーと堀内署長(左端)

また、和歌山大学吹奏楽団の中川汰智(なかがわ・たいち)さんは、「大学生になって、自動車に乗っていますが、ちょっとしたミスで人の命を奪ってしまうこともあるので、一層、気を引き締めたい。和歌山大学の吹奏楽団のモットーは『和歌山と奏でる』で、一人でも多くの市民に私たちの音楽を届けたいので、呼んでもらえれば、喜んで参加したい」と話しました。

和歌山大学吹奏楽部の代表2人と堀内署長(左端)

和歌山北警察署は、「今後も、交通安全などの啓発活動で協力をお願いしたい」と話しています。

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