メッシは途中出場から観衆を魅了!試合はスコアレス、神戸がPK戦の末にインテル・マイアミに勝利

2月7日、国立競技場で開催されたプレシーズンマッチでJ1王者のヴィッセル神戸とインテル・マイアミが対戦した。

神戸は、昨季のJ1得点王やMVPに輝いた大迫勇也、キャプテンの山口蛍らが先発。一方のインテル・マイアミは、ブスケッツ、スアレス、アルバらがスタメンに名を連ね、メッシはベンチスタートなった。

最初にチャンスを迎えたのは神戸。2分、初瀬亮がボックス手前の左から蹴ったFKのこぼれ球に山口が反応。右足のダイレクトで狙ったが、枠を捉えられなかった。

15分には、右サイドを突破した酒井高徳のクロスに大迫が合わせるも、シュートは左のポストを直撃。さらにその流れから、再び大迫がヘッドで狙ったが、今度は右のポストを叩いた。

一方のインテル・マイアミは、その4分後にアクシデントが発生。自陣中央付近でブスケッツが大迫勇也と競り合った際に足首を踏まれ、その場に倒れ込んでしまった。その後、立ち上がったものの、25分にブライトと交代となった。

神戸は前半アディショナルタイムに決定機。敵陣ゴール前でボールを奪ったパトリッキのパスから大迫が右足のシュートを放つも、決め切れず。そのままスコアレスで前半を終えた。

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後半に入り55分、インテル・マイアミはカウンターからゴール前に運んだグレッセルがスアレスにスルーパスを狙ったが、惜しくも通らない。

そしてその5分後、ルイズに代わってメッシがピッチに登場。スタジアムのファンの大歓声で迎えられた。

メッシがボールを触るたびに声援が飛び交うなか、72分にはそのメッシがボックス内で相手2人をかわしてテイラーにラストパスを供給したが、わずかに合わず。さらにその直後には、スアレスがバイシクルシュートを放ったが、ゴールとはならなかった。

79分には、抜け出したメッシが決定機を迎えて左足のシュートを放つも、GK新井章太の好セーブに阻まれた。試合はこのまま互いに譲らずスコアレスで終了。その後に行なわれたPK戦の末に4-3で神戸が勝利した。

両チームはともに2月末にリーグ戦の開幕を迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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