今冬はブレントフォード残留も…指揮官がシーズン終了後のトニー移籍を覚悟「夏に売却されることは比較的明らか」

フランク監督(左)がトニーの移籍の可能性を語った[写真:Getty Images]

ブレントフォードのトーマス・フランク監督がイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)の去就に言及した。デンマーク『Tipsbladet』が伝えた。

昨シーズンはプレミアリーグ33試合で20ゴールを奪ったものの、2023年5月に232件におよぶ賭博規則違反が発覚し、8カ月間の活動停止処分を受けていたトニー。先月20日の第21節ノッティンガム・フォレスト戦で復帰を果たすと、すぐさま直接FKからゴールを記録し、続く第22節トッテナム戦では2試合連続となるゴールを決めた。

そんな中、チェルシーやアーセナルといったビッグクラブからの関心が取り沙汰され、自らもステップアップ願望を隠していなかったトニーだが、今冬はひとまずブレントフォードに残留。しかし、フランク監督は母国デンマークのメディアに向けた記者会見で、シーズン終了後の移籍が有力であることを明かした。

「イヴァン・トニーがこの夏に売却されることは比較的明らかだ」

「ベストプレーヤーを売るとなれば高くつくかもしれないが、その一方で、彼との契約があと1年しかないこともわかっている」

「彼の価値もわかっている。今、彼より優れたストライカーは、世界中を探してもそういないと思う。彼は今が全盛期だし、本当に優秀なストライカーだ」

「監督としては個人的にトニーの残留を望むが、いつかトップチームで彼を見ることができたら楽しいだろう」

さらに、フランク監督は「この冬、彼に対する入札はなかった」と正式なオファーが届かなかったことを暴露。「だが、もし彼に興味を持つクラブが少なければ私は驚くだろう」と改めてエースの人気ぶりも伝えている。

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