天皇杯準決勝の前哨戦は琉球ゴールデンキングスに軍配…リバウンド数で川崎ブレイブサンダースを圧倒

2月7日に川崎市とどろきアリーナでB1リーグ第21節が行われ、西地区1位の琉球ゴールデンキングスが中地区4位の川崎ブレイブサンダースと対戦。14日に行われる「第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」セミファイナルの前哨戦となった。

第1クォーターはリードを許す時間が続いたが、残り1分39秒からジャック・クーリー、松脇圭志、渡邉飛勇が連続得点を記録。19-19と同点に追いついて最初の10分間を終えた。

第2クォーター開始早々に松脇が自身3本目の3ポイントを沈めると、牧隼利が3ポイントを含む連続7得点をマーク。アレックス・カークや植松義也なども得点を挙げ、45-33と突き放した。

後半は第3クォーター終盤の最大20点差を追い上げられ、試合終了残り1分32秒に78-73と5点差。それでも、カークと今村佳太が連続得点を挙げれば、同39秒に松脇の3ポイントで試合を締めくくり、87-75で勝利を収めた。

琉球は松脇が15得点、カークと岸本隆一がともに11得点、クーリーと牧がともに10得点を挙げるなど、出場した11人全員が得点を記録した。

一方の川崎はトーマス・ウィンブッシュが26得点、益子拓己が12得点、ロスコ・アレンが10得点と気を吐いたが、ジョーダン・ヒース不在も影響してリバウンド数で20本の差をつけられた。

■試合結果
川崎ブレイブサンダース 75-87 琉球ゴールデンキングス
川崎|19|14|21|21|=75
琉球|19|26|24|18|=87

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