デヴィッド・リーチ監督、新作『ジュラシック・ワールド』に向けて交渉中

デヴィッド・リーチ監督(48)が、新作『ジュラシック・ワールド』に向けて交渉中だ。

ユニバーサル・ピクチャーズが2025年7月2日に公開予定の「ジュラシック・パーク」シリーズ第7弾となる最新作では、リーチ監督がメガホンをとるほか、1993年の『ジュラシック・パーク』と1997年の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』の脚本家であったデヴィッド・コープが再び脚本を執筆する予定だ。また同オリジナル作品の監督だったスティーヴン・スピルバーグは、今回製作総指揮を務め、「ジュラシック・ワールド」3部作を手がけたプロデューサーのフランク・マーシャルも製作に携わる。

『アトミック・ブロンド』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、『ブレット・トレイン』などの作品を通じて、アクション映画で成功を収めた監督としての地位を確立したリーチ監督が製作する本作は、まったく新しいプロットとなる予定で、「新たなジュラシック時代」を切り開くと噂されている。クリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードが2015年の『ジュラシック・ワールド』と2018年の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で演じたキャラクターが復活することはなく、また2022年の映画『ジュラシック・ワールド・ドミニオン』でカムバックしたサム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムが演じたキャラクターも新作に登場する可能性は低いという。

2022年のシリーズ第6弾『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のコリン・トレヴォロウ監督は、自分の映画が否定的な評価を受けた後、続編は作られるべきではなかったと、エンパイア誌にこう語っていた。「『ジュラシック・パーク』はおそらく1作だけであるべきだった。でも、もしそれをやるのであれば、恐竜が存在する世界で物語を語るにはどうすればいいんだろうか」

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