キラー・マイク、グラミー賞での逮捕騒動を黙殺

キラー・マイク(48)が、グラミー賞で逮捕されたことを黙殺している。4日(日)、ロサンゼルスで開催された授賞式で3つの賞を受賞した後、手錠をかけられ連行されるところを目撃されたキラー・マイクが今回の逮捕について沈黙を破った。

授賞式会場のクリプト・ドットコム・アリーナ内での口論により、軽犯罪で逮捕されたキラー・マイクは、「何も起きていないよ。グラミー賞を受賞して、さっと立ち寄って、一晩中パーティをしていたんだ」と『ビッグ・ティガー・モーニング・トーク・ショー』で話していたものの、オンエアの会話中、何度も話題を変えようとしていた。

また、同事件がグラミー賞での成功を曇らせることになったかと尋ねられると、「その質問をすること事態許さない。彼がそれをどうやり遂げたのかっていう本当の質問に戻ろう」「3度のグラミー賞、30年のキャリア、48歳でその場の全員を打ち負かした。彼はベスト中のベストを破ったんだ」「つまり、彼は最高のうちの一人ということだ。ヒップホップ50周年目のベストアルバムは、ジョージア州アトランタ出身の、2年後に50歳になる男が作ったんだ」と、逮捕されても自分の成功が損なわれることはないと示唆していた。

アルバム『マイケル』で最優秀ラップ・アルバム賞、『サイエンティスト&エンジニア』で最優秀ラップ・パフォーマンス賞と最優秀ラップ楽曲賞を受賞したキラー・マイク、受賞スピーチの中で「子供の頃、俺は音楽の一部になりたいという夢を持っていた。そして、その9歳の少年は今、俺の中で興奮しながら踊り、怯えてもいる」と自身の音楽業界での急成長を振り返っていた。

© BANG Media International